私塾のすすめ読了

地元の本屋には発売日の8日に入荷してなかったので、翌日ケータイサイトで入荷を確認して買いに行き、店頭に並んでなかったのを出してきてもらって購入したのですが、何となく読み進むのに時間がかかって今日やっと読み終えることができました。予想通り示唆に富んだ素晴らしい本なのですが、時間をかけすぎて印象がぼけてしまったので来月にでも再読しようと思ってます。
この本を買おうと思ったのは、梅田さんの齋藤孝さんとの三回目の対談の記事を拝見したからで、梅田さんも「目から鱗」とおっしゃる、

このくらいの日本語が、実は今の大学一年生の多くには入ってこないのです。

という齋藤孝さんの言葉*1が印象的だったからです。今どきの若者は本を読んでないという印象はありましたが、大学生に教育している立場の齋藤先生がおっしゃると説得力があり、梅田さんがお書きになった文章を例にとっていただくと腑に落ちます。そして、これくらいの日本語を理解する能力が戦力になり、意識して使わないと障壁にもなるという驚きを感じたのでした。

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)

*1:本書ではp.72に掲載