歌えよ 誰も聴いていないかのように

カミさんが借りてきたレンタルDVDで韓流ドラマ「私の名前はキム・サムスン」を見ましてね。疑問に感じることも多いんですが、それを吹き飛ばす面白さがありまして、万人にお勧めはできませんが、私らにとっては傑作でした。その最終回のサブタイトルにも引用されているのがアルフレッドDスーザ(Alfred D'Souza)の言葉

恋せよ 傷ついたことなどないかのように
ルフレッド・D・スーザ

踊れよ 誰も見ていないかのように
恋せよ 一度も傷ついたことがないかのように
歌えよ 誰も聴いていないかのように
働けよ 金が必要でないかのように
生きよ 今日が最後の日であるかのように

 これはDVDの吹替台詞から起こしたもので字幕はちょっと違ってました。
ネット検索してみてそれらしい原典が「コソの出来事 2.0」さんの「Happiness is a journey, not a destination.」というエントリーにありましたので再引用させていただきます。

For a long time it seemed to me that life was about to begin - real life.
But there was always some obstacle in the way, something to be gotten through first, some unfinished business, time still to be served, a debt to be paid.
Then life would begin.
At last it dawned on me that these obstacles were my life.
This perspective has helped me to see there is no way to happiness. Happiness is the way.
So treasure every moment you have and remember that time waits for no one.

Happiness is a journey, not a destination.

Dance as though no one is watching you.
Love as though you have never been hurt before.
Sing as though no one can hear you.
Live as though heaven is on earth.

 牧師さんによる有名な説話のようですが、特に前半部分がQuoteとして取り上げられてるようで、後半部分はバリエーションがいくつかありました。ドラマの台詞と、この英文では特に最後が違ってるわけなんですが、韓国語でどう表現されてるのかわかりませんし、台詞通りの言葉があるのかどうかもわかりません。でも、「今日が最後の日であるかのように生きよ」ってのは他でも聞いた台詞ですよね。
 「幸せは旅である、目的地ではない」というのは、うまく表現できないのですが私の価値観と同じだと思うのです。そして「歌えよ 誰も聴いていないかのように」は、まさにこうしてブログを書いてる気分に添うわけです。アクセスカウンタが回ってるし、ときたまコメントもらったり記事に取り上げてもらったりして、誰かが読んでることは承知の上なんですが、何やってるんだろなと思いながらも、誰も聴いていないかのように歌うのであります。